「『民間→公務員』気持ちの切りかえで見事合格」

 

 

 

特別区(板橋区 内定)、さいたま市 合格

                                      早稲田大学 人間科学部 N・Oさん

 

 

<公務員志望動機>
最初は、就活のひとつとして公務員を考えていました。企業の説明会にも足を運び、様々な職種を見ましたが、最終的に公務員一本に絞ったのは年末だったと思います。
私の両親が公務員なため、公務員は小さい頃から身近な仕事に感じていました。両親と過ごす休日や、日々の夕食を楽しみにしていた私にとって、ライフスタイルの充実は公務員の大きな魅力のひとつでした。また、人々の“暮らしの基盤”を支える公務員は、どの企業よりも多くの人々と関わり、彼らをサポートできる、非常にやりがいのある仕事だと考えました。

<塾選びのポイント>
私が喜治塾に興味を持ったのは、大学の生協に置いてあるポップがきっかけでした。大学や駅から程近く、少人数制でキメ細やかな指導を受けられること、そして何より友人が一緒に入塾するということが決め手でした。塾へお話を伺いに行った際も、落ち着いた雰囲気で勉強しやすい環境だと思いました。実際は、ラウンジは生徒のたまり場となっており、楽しい笑い声が絶えない場所だったというのも、入塾してから気づいたある種嬉しい誤算でした。
先生の講義や事務員さんの対応など、どれも非常に丁寧で、親身に相談に乗っていただけます。勉強はあくまで一人一人の問題ですが、ひとりきりでがんばっているわけではないことを感じさせてくれました。私は勉強への甘えにならぬよう、敢えて周囲とは必要以上に慣れ合わないようにしていましたが、それでもちゃんと居場所であることを感じさせてくれる和気あいあいとした空間はありがたかったです。

 

<勉強開始から合格までのスケジュール>
私は、大学3年の春に勉強を始めました。しかし、当時はどうしてもモチベーションが上がらず、夏休みは一度も塾に行かないなど、中弛みがとても大きかったです。当時はまだ真剣に公務員勉強というものに向き合っておらず、試験も1年以上先だという甘い考えがありました。
秋口から就活を始め、スーツで企業ブースを訪問するうち、私がやりたい仕事は何なのか、そのために今何をすべきなのかを改めて見つめ直し、公務員勉強に精を出すことを決めました。私は春からのコースだったため、そのころにはある程度の科目講義が一段落していたのですが、私は全然対策が間に合っていませんでした。そこで初めて慌て出したのですが、塾から「今からでも間に合うよ」と100日集中対策コースを勧めていただきました。これは、私が本来1年半かけて行うはずだった講義を、ギュッと3ヶ月に凝縮したコースです。短期で大量の知識を頭に詰め込まねばならず、私にできるか不安でしたが、やるしかない!と100日コース生に混じって講義を受けさせていただきました。おそらくこの3ヶ月が、私が最も集中して取り組んだ期間だと思います。毎日6〜9時間、塾で講義を受けました。家に帰ってからは、とにかく復習を繰り返し、その日習った知識を確実に消化するよう心がけました。私は、テキストをノートに書き写したり、人物と政策を単語帳にするなど、自らの手を動かすことで頭に叩き込む勉強法を取っていました。塾でいただいたテキスト以外は一切手をつける余裕がありませんでしたが、テキストだけを十分に勉強すれば間違いなく合格できると思います。
4月からは、論文の対策に入りました。今まで学んできた行政の総復習です。近年注目されている待機児童や災害対策など、日頃私たちが生活する中で生まれる様々な問題を、住民目線だけでなく行政目線で考えることができました。今後公務員として働く上で、2つの目線が必要不可欠になってくると思いますが、ここでその訓練を受けることができたのはいい経験だったと思います。先生がひとつひとつじっくり解説して下さるので、「私の考え方以外にも、こんな切り口があったのか」と毎回新たな発見でいっぱいでした。
5月頭には、特別区の試験がありました。そこからは、7月末まで毎週のように何かしらの試験が入っていました。私は地方公務員の仕事に絞って受験していたので、そこまで数は多くありませんでしたが、多くを受験する友達は皆大変そうでした。この頃は、塾で行った模擬試験を見返したり、テキストを再度読み詰めるなど、今までやってきたことの積み重ねに重点を置きました。書き込みだらけのノートや単語帳を見る度、「これだけやってきたのだから大丈夫」と自らを鼓舞していました。
筆記試験後の面接は、塾での対策は勿論、民間企業の就活組にも助けて貰いました。彼らは皆、一足先に面接を勝ち抜いていった先輩です。貴重なアドバイスをたくさん貰うことができました。塾では皆でESを持ち寄り、よりいいアピール方法を考えました。公務員ならではのESの書き方は、やはりその道のプロである先生のアドバイスが効きますね。
私が特別区に合格し、板橋区からお呼び出しを受けた際には、塾の先輩で板橋区職員の方がわざわざ足を運んで下さり、板橋区について私に色々と教えて下さいました。縦の繋がりが強いこと、面倒見のいい先輩に恵まれていることは、喜治塾の大きな強みだと思います。

 

<後輩へのメッセージ>
「何とかなる、どうにでもなる」と思いながら勉強することが大切だと思います。力みすぎたり、極度に自分を追い込むと逆効果。肩に力を入れすぎず、自分なりの楽しい勉強法を見つけてみて下さい。私の場合、カラーペンを使って単語帳を作っていくことに、目に見える積み重ねの面白さを感じていました。また、友達と遊んだり、映画に行ったり、ショッピングで散財したこともいい息抜きになりました。しかし、やるときはガッと集中する姿勢を崩さないように気をつけて下さいね。短期集中で覚えたことは、案外忘れないものです。
公務員は、これから何十年も付き合っていける仕事です。人々のために働くやりがいは勿論のこと、新たな自分の発見や、今後様々な挑戦をする上でも、とても有意義な職場となるでしょう。私も今からわくわくしています。皆さんもどうか最後まで諦めず、なりたい自分になれるようにがんばって下さい。


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