最後まであきらめずに続けること、そのために受験仲間をつくることが大切
出席者 AMさん(長野県庁)、KMさん(横浜市)、TSさん(厚生労働省)、SRさん(裁判所)、AHさん(姫路市)
塾長の言葉を信じて苦手な数的を克服
-苦手科目は何でしたか。どのように克服しましたか。
AM 私は数的・判断、資料解釈が苦手でした。そのため最低限の点を取ろうと思って勉強し、講義でやった問題を繰り返すことと、志望先の過去問を毎日1問は解いて感覚を鈍らせないようにしました。直前期には塾の直前対策講座でやった問題を何度も繰り返して完璧にしました。
KM 数的・判断などの理系科目、世界史などが苦手でした。塾長が「苦手な人はとにかくテキストを繰り返す。それを真に受けてやった人が勝つ」と言っていたことを信じて、ひたすらテキストだけやりました。秋からは数学道場も受けて毎日やり続け、苦手なりにも年明けには初めて見る問題でも人並みに解けるようになりました。世界史は暗記だけはきついと思ったので、ストーリー性を重視して、先生が講義で話すストーリーを書いて復習し覚えることができました。私は総じて自分の勉強スタイルにこだわらずに先生方の言うとおりに実直にやっていくことで力が伸びたと思います。
コミュニケーション道場で面接の印象を改善
-面接はどのようにして乗り切りましたか
TS もともと人と話すことが好きなので最初は楽観的でしたが、模擬面接では普段と同じ感覚でしゃべってしまい、質問に端的に答えていないことを指摘されました。そこで自分の言いたいことを面接ノートにまとめることにしました。
SR コミュニケーション道場でビデオカメラの前で自己PRをするというのがあって、そのおかげで自分の良くないところを直すことができました。固くて人間性が伝わらない話し方だとも言われたので、人間性を伝えるエピソードをノートに書き出しました。
KM 仕事上人前で話す機会が多かったので面接に苦手意識はありませんでしたが、模擬面接では言葉が固いということと説明が長いということを指摘されたので、いかに分かりやすく伝えるかを意識してノートにまとめて行きました。自分の仕事の経験からも、最終的には「話している内容よりも話している人の雰囲気やオーラの方が重要」だということが分かっていたので、とにかく笑顔を絶やさないようにしようと心がけました。横浜市の面接では、塾長の授業でふだんから自治体の仕事の話をよく聞いていたことと、横浜市を受ける塾生の人たちとフィールドワークをやったおかげで、いろんな人の視点で横浜の良いところと悪いところを見つけることができ、すごく役立ちました。
AH 私の受けた市役所は人物試験を重視していて、面接・集団討論・プレゼンテーションが課されていましたが、私は人前で意見を言うのがすごく苦手でした。そこで、いろんな社会問題について自分の頭の中でいろんな当事者の立場に立って考える訓練をしたり、印象を改善するために毎朝鏡の前で口角を上げる練習をしていました。
直前期に助けられた予想講義、思考力が身に付いた民法
-喜治塾の講義や講座などでとくに良かったものは何ですか
TS 法律科目のゼミは、みんなで問題について話し合って検討するのが楽しく、自分で論文を書いてアウトプットする練習もあり力がつきました。苦手な分野を補強するのには道場が役立ちましたし、演習(模試)も自分なりに目標を建ててモチベーションを高めるきっかけになったので良かったです。
AM 直前対策講座がすごく役立ちました。本試験でよく当たったし、的を絞って復習できたので、直前期はそれだけしかやりませんでした。それ以外では人文の授業がとても面白かったです。また、合格者のOB,OGの方を紹介していただけるという点も喜治塾に行って良かったと感じる点です。
KM 論文道場は毎回1時間使って答案を書くという練習がためになりました。民法は大学でも大手予備校でも勉強してきましたが、五十嵐先生の民法が一番根っことなって残りました。よそで受けた講義は知識の暗記だけでしたが、五十嵐先生の講義は考え方を身につけさせるものだったので、そこで学んだ姿勢は実生活でも役に立ちました。
AH コミュニケーション道場でいろんな立場の人と話をできたのがすごくためになりました。ひとつの物事を考えるのにいろんな人の立場に立つことの大切さが分かりました。
あきらめずに続けること。最後までやった人が勝つ
-最後に受験生へのメッセージをお願いします
AH どうやって公務員になるかよりも、公務員としてどうあるべきかを模索して行くことが重要だと思います。なぜ公務員を目指すのかという自分なりの動機を再確認して腹をくくって勉強して行くことが大事だと思います。
TS 塾にできるだけ毎日来て仲間と話すことが大事だと思います。皆がどういう思いで公務員を目指しているのかを聞いて勉強にもなったし、自分も頑張ろうと言う気持になりました。精神的には面接対策が一番つらかったのですが、自己分析に手を貸してくれるなど一緒に頑張れる仲間がいたことが支えになりました。
AM 一番大事なのは最後まであきらめずに続けること、そのために受験仲間をつくることが大事だと思います。不安定な気持ちになる時期もあったのですが、友達と話すことで気分が楽になったので、励ましあえる友達がいることが大事だと思います。
SR 塾に来ることが大切です。疲れていても、仲間が頑張っている姿を見て刺激をもらっていました。演習でも友達の名前が載っているのを見て自分も頑張ろうと言う気持になりました。最後まであきらめないことも大事です。人生何があるか分かりません。もうだめだろうと思っていてもうまく行ったりすることがあるので、最後まであきらめずにベストを尽くすことが大切だと思いました。
KM 素直に勉強することが大切だと思います。勉強方法で塾長の言うことを鵜呑みにしたのもそうですが、裁判所の受験で失敗したときに先生から「最後までやった人が勝つ」と言われた通りにもう一度頑張ってみて本当に良かったと思っています。こういった経験から、いろんなことを素直に受け取ることが大切だと思いました。
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