5月からの途中スタートで喜治塾の講義に参加。
志望動機
公務員として働く方々に話を伺い、奉仕の精神を持つ方が多い印象を受けました。
また、震災などで大変な時は、省庁・自治体関係なく助け合う職場。ここに一番共感しました。
住民の方々を守る仕事、よりよい街にする仕事
民間企業と異なり、様々な職種に携わる事ができる事も魅力的でした。
今後の人生を考え、転職するには最後の年齢と考え、受験を決意しました。
なぜ喜治塾?
経験者採用なので、予備校は限られます。
大手予備校も経験者採用講義はありますが、話を伺った結果、あまり力を入れていなく
ライブ講義もあまりない印象を受けました。
喜治塾だけが、経験者採用受験対象者に向けて、週末のライブ講義が行われ、かつ講師が元公務員の方ということもあり
入塾致しました。結果的には講義は予想以上に有意義で、満足でした。
元特別区職員、元新聞記者、元特別区職員の方の講義・論文添削は素晴らしく、先生たちのご指導がなければ、合格していないかと思います。
先生達からもただ試験に合格する以上の事をご教示いただき、今後の職場でも活かしていけると感じています。
特別区の仕事のお話、公務員のお話を伺うことができ、モチベーションが保ち続ける事ができました。
生徒への情、志や質の高さを感じました。
勉強方法
エントリーシート
講義後に記入しました。
これは面接で重要になるのでできれば添削してもらったほうが良いです。
私は添削してもらいませんでしたので後悔しています。
教養試験対策
講義をペースメーカーにして、講義後に講義内容を復習、そして勧められた参考書の類似問題を解きました。
講義で解いた問題だけの復習ではただ答えを覚えてしまっているので、参考書の問題を解くことは重要です。
講義後すぐに参考書の問題を解くことにより、解き方を考える事により、理解が深まり、記憶の定着が図れました。
1か月後に講義での問題・参考書の問題を解く時に、だいたいは答えることができたので、自信がつき良かったです。
この試験は教養より論文がカギになるので、教養試験を夏休み前までに完成することが大事かと思います。
夏休み後の模擬試験に照準をあわせると良いかと思います。
数的処理については、できなそうな問題は捨てました。知識については、できそうな問題のみ解きました。
上記を行うことでも、教養の模擬試験はいつも上位でした。
論文試験対策
講義をペースメーカーにして、講義で書いて添削された論文を書き直しては提出し、書き直しては提出しました。
夏休みは課題式論文は解答例を参考として、何度も書き直し理解を深め、職務経験論文の書き直しを行っていました。
特に職務経験論文は、本試験直前まで合格レベルになるまで何度も書き直しました。
夏休み後の模擬試験では論文が合格点に及ばず、非常にあせりました。
そこからの週末はほとんどが論文に時間を割きました。
職務経験論文が合格レベルに達したのは本試験前々日です。
本試験直前まで悪あがきは絶対にしたほうがいいです。後悔しませんから。
論文も夏休みまでにはある程度完成させると私のように焦ることはなく、いいペースで安心して本試験に臨めると考えます。
本試験(教養)
教養試験の難易度が過去問や模試より高く、非常にあせりました。
ただ自分が難しいと思ったら周りも難しいと思っているはずと考え、開き直りました。
文章理解の問題が9問と多かったですが、ここで確実に7.8問取れればよいと思います。
数的処理も難しく、勉強した割に得点できませんでした。知識問題は知っていれば解けるので、この勉強(指定された参考書)は必須かと思います。
本試験では何が起こるかわかりません。
(文章理解3点、資料解釈0点だったため、自己採点後は絶望しましたから。)
文章理解に時間をかける。数的処理はできそうな問題だけに時間をかける。
できなそうな問題は、時間があれば5択の答えから逆算して答える。暗号は意外と簡単なのでできそうならやってみる。
知識は、できるところを確実に答え、ひっかけがないかを注意する事が大切かと思います。
とにかく貪欲に1点を確実に取りに行く事が大事です。
本試験(職務経験論文)
去年までは同じ問題がでていましたが、今年から変わりました。
ここでも非常にあせりましたが、皆も同じと考え、冷静になって書きました。
自分が用意した論文をいかに設問にあてはめ応用するかがカギかと思います。
本試験(課題式論文)
自分が用意したテーマと異なりましたが、いかに用意したテーマと関連付け答えるかを
考慮し書きました。
面接対策
一次試験合格後から始めました。
ここからが本番といっても過言ではありません。多くの受験生がふるい落とされます。
まさか面接がこんなに大変だと思いませんでした。民間企業の採用面接の方がはるかに楽です。
せっかく一次試験を合格したのに面接で落とされたらもったいないと思います。
どこで点数がつけられるのかもわかりません。
色々な角度から指摘を受けたく、かつ場数を踏みたかったので
3人の先生に模擬面接を行っていただきました。
模擬面接でも最初は指摘事項だらけで合格レベルに達していなかったですが、
場数を踏むうちに何となくコツがわかり、余裕も生まれました。
本試験(面接)
一次・二次面接ともに幹部と思われる職員3名
様々な角度から質問を受けました。
模擬面接と異なる質問も多かったですが、応用力を試されていると思いましたので
ありのまま正直に答えました。
貼紙設問では頭が真っ白になり動揺しましたが何とか乗り切りました。
ここではいかに現在の職場で問題意識を持ち自分なりの工夫をして業務に取り組んでいるかが重要になると思います。
これができれば、本番の面接でも余裕をもって答える事ができると思います。
最後に
私は転職回数も多いため、条件は良くありません。
文章力も乏しいため、論文も自信がなく、果たして合格できるか不安でしたが、何とか最終合格をして内定をいただきました。
自分がハンデと思っている事を、逆に長所として捉えてきました。
授業はわかりやすくかつ特別区の話も聞く事ができたため意外と楽しかったです。
働きながらの受験は大変でしたが、半年間だけ悔いなく集中しようと考え頑張りました。
時間を大切に考え、仕事でも効率を追求し、手を抜かず頑張ったことが、面接での自信にもなりました。
社会人は時間がない分、いかに効率よく集中して勉強するかがカギかと思います。
たまには息抜きも必要なので、上手く自分をコントロールすることも大事かと思います。
この塾は、ただ合格する事だけが目的でなく、今後の人生にも役立つことを教えてくれます。
そして親身になってくれます。
塾のスケジュール通りに勉強すれば、合格できます。私がそうです。
みなさんそれぞれの事情などあると思いますが、悔いなく頑張ってください。応援いたします。
特に良かった点
特別区の内情を教えていただけたこと
模試が本試験と同様な形式だったこと、また最終模試では本試験さながらの採点方式だったこと
フィールドワークで実際に区を散策し、他の受講生を接することができたこと
実際に特別区で働いている方々といろいろお話しできたこと
講義以外での質問も親切に答えていただけたこと
マンツーマン論文対策をしていただいたこと
講義がすべて週末であったこと(平日では通えませんでしたから)
お役にたてれば幸いです。
以上です。
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