ファミリーマンション建設禁止

ファミリータイプマンションの建築お断り
東京・江東区では、子どもが多すぎて小学校などの公共施設がパンクしてしまう地区があるため、これ以上は受けいれられないという 「受入困難地区」を指定しているそうだ。
この 「受入困難地区」に指定された地区では、ファミリータイプマンション建設事業を行わないよう協力を求めることができるのだそうです。
こんなこともあるのですね。
同じ東京でも、少子化で小学校がどんどん廃校になっている地区もあるのに・・・。杉並区のある地域の小学校では、今年入学した小学生は17人という地区もあるらしい。
東京以外で、このブログを読んでいる方はピンと来ないかもしれませんが、東京駅を規準に言うと、電車20ほど東側に行くと江東区、やはり20分ほど西側にいくと杉並区です。まあ、大して変わらないといってもいいかもしれませんが、子どもの人数でこれだけの開きがあるのだそうです。
片方の地域では、何とか若いファミリー世代に住んでもらおうといろいろな支援策や補助金をだし誘導しているのに、ちょっと先の区では、ファミリーをもう受け入れられないと規制をしているということです。
2003年(平成15年)に制定されたこの「マンション建設計画の調整に関する条例」は期限つきだったのですが、昨年12月にまた延長され、今度は期限を切らないことにしたそうです。
いろいろな政策があるものですね。
公務員の仕事は、そのときどきの時代の動きの中で柔軟に対応することにあります。
と同時に、10年、20年、100年先を見通した政策を検討しておくことも必要です。
やりがいのある仕事です。