節分に思う

今日は節分。
以前、ほんの少しの間、内閣府で防衛省の若手と一緒に働いていたときを思い出し今日は節分。
若手官僚の彼は奥さんと二人暮らし。その年の節分の日、たまたま奥さんは実家で泊まっていたそうだ。実家にいる奥さんから「用意しといたから豆まきしておいてよ」と電話が入ったそうだ。当時私たちの仕事はいつも深夜2時、3時が当たり前だった。深夜にひとりで豆まきをしたそうだ。
当時、よっぽど奥さんが怖いんだろうなあと思っていたのだが、今日ふと思い出してわかった。
奥さんはきっと防衛省の官僚なんだから、日本の文化をしっかりと身につけておかなければいけないと思って、こういう伝統行事を大切にしていたに違いない。
素敵な奥さんに支えてもらいながら、彼はいま世界の何処かで、日本を発信し、友好な関係をつくる公務員として活躍しているに違いない。