75歳以上が運転の死亡事故、2割減少

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今年上半期に全国で起きた75歳以上の運転者による交通死亡事故は172件で、昨年同期より50件減ったと警察庁が22日発表したことがわかった。

4月に東京・池袋で母子がはねられ死亡するなど、高齢ドライバーによる重大な事故が後を絶たない。警察庁は「安全運転や無用な運転はできるだけ控えることへの意識が高まってきているのではないか」としている。

死亡事故のうち、原付きや自動二輪を除いた自動車の運転中に起きた149件について人的な要因を見ると、「操作の誤り」が3割強の50件を占めたそうだ。

今年上半期の交通事故死者は全体で1418人。年間で3532人と過去最少を更新した昨年の同期より185人(11.5%)少なくなっている。