女児のいじめ

今日のニュースから

大阪府吹田市の小学校が女児のいじめの訴えを放置していた問題で、市教委が第三者による外部調査を拒否していたらしい。

女児は2015年秋から17年3月まで同級生の男児5人に暴言や暴行を受けていた。

学校が行うアンケート調査で、女児はSOSを出していたが担任は他の教諭と共有はしなかったという。その後、女児の保護者は、市教委に対し、外部の有識者からなる第三者委員会を設置して調べるよう求めて、今回のことが明らかになった。

市教委は17年7月、保護者側の代理人弁護士に対し、女児のいじめが「重大な事態にある」との認識を示したが、「(加害者男児らの)記憶が薄れ、もはや解明は難しい」として外部調査は必要ないと答えた。

弁護士は「市教委の姿勢は、いじめを学校内の問題にとどめようとしたもの」と批判している。