さいたま小4遺体、父親に逮捕状

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さいたま市見沼区大谷の集合住宅で、ここに住む小学4年生、進藤遼佑さん（9）の遺体が見つかった事件で、埼玉県警は19日、死体遺棄容疑で無職の父親の逮捕状を取った。
事件への関与を認める供述をしているといい、容疑が固まり次第、逮捕する。捜査関係者への取材でわかった。

県警によると、遼佑さんの遺体は18日未明、自宅と階段の踊り場を挟んで向かいの空室のメーターボックス内で見つかった。遼佑さんはＴシャツ、半ズボン姿で靴下をはいていたが、靴は履いていなかったという。司法解剖の結果、死因は首を圧迫されたことによる窒息死だったそうだ。

遼佑さんは義理の父親と教員の母親との3人暮らしで、事件当日は小学校から午後4時ごろまでには帰宅したとみられる。
予定していた17日午後5～6時台の英会話塾には姿を見せなかった。母親が仕事から帰った際には不在で、母親は父親から「塾に行った」と説明された。夜になっても帰宅しなかったため、母親が同日夜に110番通報。翌18日午前0時40分ごろ、警察官が遺体を発見したそうだ。