特別区経験者 面接 

今日も朝からよる10時過ぎまで面接対策。

先日からの新企画 「塾長によるインタヴュー形式の面接対策」も結構たくさんの方が来てくれている。

45分間という時間ではあるが、3メートルの距離をとって行う模擬面接と違って、机を挟んで、私の質問に答えていく。

喜 治:「えー、本当にそんなこと思っているの? 普通は〜〜〜じゃないの??」

受験生:「本音でいいんですか? 本当は先生の言われる通り〜〜〜ですが、そんなことは面接では言えませんよね」

こんなやり取りが結構出てくる。私は、本当が一番だと思うのです。なぜなら、面接官は本当のことが聞きたいと思っているからです。

喜治:「なぜ君はA県を志望しているのですか? 住んでいたこともないようですが、、、。」

受験生:「地方行政に興味を持ったのです。高齢化社会の問題、少子化対策、防災などこれからの社会の問題に真正面から対峙していく公務員の仕事にやりがいを感じています。」

喜治:「そうだとすれば、他県も色々と受けているんだよね」

受験生:「いえ、本県しか受験していません」

喜治:「でも地方行政に興味があるんでしょう。自分の地元の福島県をどうして受験しないで A県なんですか? あなたの地元の福島県庁はなかなか採用できなくて困っているようですよ。あなたみたいにしっかりした職歴があり、地方行政に興味のある人を求めていると思うんですけど・・・」

・・・・・

こんな風にすれ違いの受け答えが続いてもなにもいいことはありません。この受験生君、このあと実は・・・・と話してくれた。

なあんだそういうことならそう言えばいいじゃない。それなら A県でしょう。最初からそう言えば、今のやり取りの時間は無駄だったな。それよりなにより、変な不信感を持たれずにすんだのに・・・。

内容は、ここでは秘密ということにしておきましょう。