今日のアドバイス
あなたが、自分自身のことを語らない限り相手は何もしらないのだから、何もわかってもらえない。
例えば、
面接官「あなたの仕事はなんですか?」
受験生「はい。塾で講師をしています。」
この会話を聞いてどう思いますか?
仕事はなにか?と聞かれ、「塾の講師をしている」ということですから、きちんと質問に答えてはいます。しかし、そういうことが知りたい質問などするでしょうか?面接カードにあなたの職歴は書いてある。聞かなくても、そこまではわかっているのですよ。そんな答えを聞くために面接しているわけではないのです。
受験生「はい。公務員試験の予備校で行政法を教えています。行政法は受験生が一番苦手とする科目の一つです。私の仕事は、物事をわかりやすく教える仕事です。教えるからには自分自身がまずはしっかりと把握してくことはもちろんですが、それをどう伝えるか、どの順番で話すか、何をどのタイミングで板書をするのか、準備は大変です。先日も今回改正になる行政不服審査法の解説講義をしたのですが、黒板にどう書こうかと幾つもの下書きをして臨みました。」
これくらい話してしまっていいのですよ。自分からどんどん語らなければいけません。
そのためにも、自分で自分のことをしっかりと把握する必要があります。
自分の仕事を見つめ直す。自分が今やっている仕事が一体どういう仕事なのか?
課のなかでの位置付けは? 部のなかでの位置付け、回sy全体のなかでの位置付け。
業界のなかでの位置付け、日本のなかで、世界のなかで・・・話は大きいですが一度そんな気分でしっかりと考えてみてください。自分の会社のホームページを改めて見てみてください。社長が大きなことを語っていると思いますよ。その一端をになっているですよね、あなたも。
では、また。