婚活サポート

今日は、品川区役所の結婚サポート事業を紹介しましょう。
その前に、品川区といえば、23区のなかでトップをきって、小学校・中学校の学校選択制を取り入れたり、保育園の延長保育を夜の10時までにしたり、新しい試みをどんどん打ち出す区役所です。
結婚サポート事業は、結婚を望む区民の方に、出会いの場を提供して、婚活を応援するプログラムである。具体的な運営は、業者に委託して行うようですが、枠組みを決めるのは、役所の仕事ということになります。
参加アンケートなどで、希望の多いイベントをおこなうのだそうだ。年に数回しか行われていないのだが、毎回男女とも40名の定員を上回る応募があり、抽選を行っているのだそうだ。
そのときどき、住民のみなさんが困っていることをいち早く感じとり、その問題解決のための政策をつくり、実行していくのが役所の仕事です。
さすが役所のイベントだけに、独身証明書の提出が必要なのだそうだ。ホームページには、わざわざ以下の記述がのっています。
「独身証明書とは結婚情報サービス会社や結婚相談所などに提出する証明書で、公的に独身を証明するに足る証明書です。本籍がある市区町村が発行する証明書で民法732条に照らして現時点で婚姻の事実が無いことを証明する書類です。※民法732条/配偶者のある者は、重ねて婚姻をすることができない。」
いくつか民間企業の結婚相談所をみてみましたが、やはり独身証明書が必要なのですね。
理屈から言えば、それはそうだなという感じもしますね。
ひょっとするとこれは営業活動をする際に法律で義務づけられているのでしょうか?
こうなってくると、行政法の勉強にもなりますね。
興味のある人は調べてみてください。