昨日、元・外交官のかたを喜治塾にお招きし
外交官の仕事の実際や魅力などについて伺いました。
外交官を目指す塾生諸君の質問などにも答えていただいた。
私もつい質問をさせていただいた。
先日、岸田外務大臣とロシアのラブロフ外相の記者会見。
岸田外相が、北方領土の問題をしっかりと議論したと言ったのに対し
直後に「領土問題についいての議論はなかった」とラブロフ外相が発言した。
共同記者会見が終了し、さっと立ち上がり握手をしようとしたラブロフ外相を尻目に
岸田外相は書類の整理を始め、憮然とした表情。
「こんなことがあったら、外務省としては大騒ぎですか?」と伺った。
「ロシア外相はロシア国内向けにはそういわざるおえないでしょう。打ち合わせ通りかと思いますよ。」
「では、岸田外相のあの態度は、日本向けのパフォーマンスで、こちらも打ち合わせ通りですか?」
「そうじゃないですか」
難しいですね。
スパイ小説でも読んで勉強しようと思い、
「寒い国から帰ってきたスパイ」(ジョン・ル・カレ)を引っ張り出した。