長期休み明けの子どもたち

今日のニュースから

多くの小中学校で26日、新学期が始まった。夏休み明けは学校に行くのがつらくなり思い悩んでしまう子どもが増えやすい。
いくつか情報番組でも、休み明けの不登校について番組内で取り上げられていた。

そうした中、不登校を否定するのではなく、一つの選択肢として受け入れることへの理解を広げようとする動きが広まっているそうだ。
そして、新学期へのモヤモヤが高まる8月、「不登校は不幸じゃない」と呼びかける催しが全国各地で行われた。

「学校に行かないで生きることは珍しいことじゃない。大事なのはその先につながる場所を見つけること」。
「行かなくて良いと言い切ってしまうのも怖くて」。
「うちは行けるようになったらで良いよって言い方をしてるよ」。
参加者たちはテーブルを囲み、意見を交換したり、気持ちを吐き出し合ったりしたそうだ。

時には涙を見せながら、それでも会の終わりが近づく頃には、すっきりした様子で笑って話す姿もあった。

ある母親は「学校へ行かないと決めたは良いけどこれからどうしたらいいかと思って参加してみた。一人では知らなかった情報もあるし、集まるだけでエネルギーになりました」とコメントした。

担当者は、「支援センターなど学校以外の居場所はいくらでもある。不登校は決して問題行動じゃないという認識を徹底していきたい。会自体が解決の場になるとは限らないけど、つながることで解決の糸口になるはず」と話すそうだ。