「学校は命かけてまで行く所でない」

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「学校は命をかけてまで行く所ではありません」
岐阜市議会の一般質問で12日、早川三根夫教育長が、いじめられている子へメッセージを送ったことがわかった。岐阜市内では7月、市立中学3年の男子生徒が転落死し、自宅からいじめを示唆するメモが見つかった。

渡辺貴郎議員の質問に答えた。早川教育長は、生徒の死後、各学校がいじめ防止の方針を見直し、ガイドラインを校内の目につきやすい所に掲示して守っていくと説明。その上で「苦しんでいる子どもたちに伝えたい」と語ったそうだ。

「今あなたが悩んでいる班とか学級とか部活は、狭い世界です」「苦しいのに我慢して学校へ行くことはありません」転校や、不登校の生徒に配慮した特例校、図書館など、別の「学びの場」があることも紹介した。

この日は、登壇した5議員全員が、いじめや教育問題について質問した。早川教育長の責任を問い、退任を求める意見もあったそうだ。