JR、中央線高架下を学生住宅に 

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JRの高架下をいかして、2020年の東京五輪・パラリンピックまでに新しい空間をつくろうとする取り組みが、進んでいることがわかった。
山手線などの有楽町駅―新橋駅間には飲食店などの商業空間が、中央線の東小金井駅―武蔵小金井駅間には学生向けの賃貸住宅が、できる計画だそう。

JR東日本とJR中央ラインモールは20年春、中央線の東小金井駅―武蔵小金井駅間に109室の学生向け賃貸住宅をオープンする。
JR東日本によると、高架下を店舗として活用しているケースはあるが、住宅は初めてという。

事業主体のJR中央ラインモールと外部の法人が連携し、ホールでは入居者と地域の子どもたちが交流するプログラムなども行う予定だそうだ。
家賃は月額5万2千~7万円、共益費が1万5千円、平日朝夕の食事を望む場合は1万6千円。入居時と1年ごとの更新時に入館料12万円がかかるという。

両駅は新宿駅まで30分以内と利便性が高い。また、小金井市や近隣の三鷹市、武蔵野市などには東京学芸大や東京農工大、国際基督教大、亜細亜大などがある。JRの担当者は「中央線沿線には大学が多い。住んで良かったと思われる良質な賃貸住宅を提供したい」と話しているそうだ。