特別区経験者採用試験の1次合格発表がありましたね。次の面接にステップを進めた人は、今度は面接対策でおおわらわになっていることと思います。わが喜治塾も、毎朝早くから、夜遅くまで、模擬面接を受けに来る人で大忙しです。
今日も結構の方と模擬面接しましたよ。毎日、結構な人と面接練習をしますので、そんな中で感じたことなどを10月は書いていきましょう。
面接官とのコミュニケーション
面接官とのコミュニケーションができていない人が結構います。質問に対して、真正面から答えが帰ってこないケースが結構あります。
例えば、「自ら考え行動する人材」の部分で、マニュアルを作成したことをアピールしたのでそれがその後も役に立っているというアピールをさせてあげようかなあと思って、次の質問をしました。
面接官「それでそのマニュアルはいまも利用されているのでしょうか?」
受験生「毎年、毎年更新をしています」
いまも利用されているか、いないかを聞きたいだけなのになあ?結局されているのか、いないのか? もう一回聞いてみます。
面接官「あなたが作成したマニュアルは受け継がれて利用されているかどうか知っていますか?」
受験生「やはり仕事のやり方とかも年々変わってくるので、その部分は修正をしていかないといけないとおもいます。」
面接官「???」
なぜこんなことがおこるのかなあ?と考えてみるのですが、どうしてですか?
多分、受験生君は、試験官が聞きたいことを先回りして推理して、答えているつもりではないだろうか?ところが、その「推理」が間違っているためにこんな現象が起こってしまう。
聞かれたことに答える これを基本において欲しい。