「苦手だった論文や面接も塾の講座で克服」~特別区・川崎市合格、T・Hさんの合格体験記

T・Hさん(早稲田大学社会科学部)
合格先 特別区、川崎市
 私が喜治塾を選んだ理由は、大学から近かったこと、そして面接試験に自信がなかったためです。特に後者の理由が大きいです。私は人前で話すのが苦手で、口下手でもあったため面接試験を切り抜けられるか不安でした。喜治塾を選んだ最終的な決め手は、面接対策に力を入れていたことです。
私の公務員試験に向けた取り組みをそれぞれ記してみます。
◆教養科目と専門科目
専門科目の中では民法と経済が難しかったので、特に力を入れました。民法と経済にかけた勉強時間と憲法、行政法、政治学、行政学、財政学、社会学等の他の専門科目にかけた勉強時間が1:1くらいです。民法や経済を初めて学ぶ人は、それくらいこの2つの科目に時間をかけた方がいいと思います。
 教養科目は専門科目ほど力を入れて勉強しませんでした。理由は範囲が広範であり、時間的な余裕がなかったためです。ただ教養科目の中でも数的処理と文章理解は問題を解くのに感覚が必要なため、できる限り毎日勉強を始める前に2~3問解くようにしていました。また私は全体的に文系科目が得意で、理系科目が苦手だったため、教養は文系科目を中心に勉強しました。
 私が入塾したのは9月でしたが、腰を据えて勉強し始めたのは年が明けてからです。ですから取り組み始めたのが遅い方でもあきらめる必要はないと思います。筆記試験のポイントは、あまり多くの参考書や問題集に手を出さないことだと思います。私は自分に合った参考書や問題集を見つけて、それを繰り返しやりました。
◆論文対策
私は喜治塾に入るまで論文を書いたことがありませんでした。ですから初めは論文の書き方も全く分かりませんでした。しかし心配には及びませんでした。喜治塾は論文対策に力を入れています。私は「論文道場」を受講していました。この講座のおかげで、論文の書き方が分かるようになり、型が身に着きました。そして回数を重ねることで内容も徐々に良くなっていきました。塾の論文道場のおかげで合格答案が書けるようになりました。
◆面接対策
 私が2次試験の対策を始めたのは、特別区の1次試験が終わってからです。最初に自己分析をしました。しかし自己分析をしても、よく分かりませんでした。やはり面接対策では、模擬面接を繰り返し受けることが何より大切です。私は面接に一番苦手意識があったため、この模擬面接は本当に役に立ちました。本番の面接よりも少し厳しめにやってくれるので助かります。私は全部で5回模擬面接を受けました。模擬面接を繰り返すことで、面接の雰囲気や改善すべき点が分かります。また面接に「慣れる」ことができます。本番でもそれなりに自分の良さを伝えることができました。
 喜治塾の特徴は公務員試験の専門塾だということ、そして少人数制の塾だということです。このことは公務員試験への取り組みを続けていく上でありがたいことでした。周りは公務員になることを目指す人ばかりだったからです。公務員試験は長期戦なので、途中で嫌になることもありましたが、なるべく自習室に行くことにしました。そうすることで最後まで続けることができました。喜治塾に入って本当によかったと思います。