特別区経験者採用(2級職)の採用試験について の喜治塾の考え方

 

特別区経験者採用(2級職)の採用試験について の喜治塾の考え方
大学生たちが受験する 特別区1類採用試験の受験資格・年齢制限が、2016年実施の試験から、引き上げられます。
現 行  試験がある年の翌年4月1日現在で22歳以上28歳未満の人
改正後  試験がある年の翌年4月1日現在で22歳以上32歳未満の人
拡大された28歳以上32歳未満の年齢の方々については、経験者採用(2級職)としての採用がありましたので、今回の1類の受験資格拡大に伴い経験者(2級職)の採用は無くなるのかなど不安に思っている方も多いと思います。
ネット上では、経験者2級職の採用は無くなると、まことしやかに語られているとも聞きました。
正確には下記のとおりです。
2015年12月21日午後3時に特別区人事委員会事務局に問い合わせたところ、
 「それに関しては現在話せることは何もない。3月の説明会でパフレットを配布するのでそのときにははっきりする」
ということでした。
1類採用試験は、経験者採用試験とは違い、一次試験の択一試験で、法律・行政・経済などの専門科目が課されています。経験者採用試験が教養試験のみで受験できるのとは圧倒的に必要となる知識量、勉強量が違ってきます。「経験者採用試験」であれば、会社勤めをしながらの受験もそれほどの無理なく受験することは可能でしたが、1類試験はそうはいきません。競争相手が現役の大学生ですから、それなりの時間をとってきちんと勉強をしない限り合格は難しくなります。
ですから、民間企業に勤めている人にとっては、経験者採用試験の方式がなくなってしまえば、事実上合格は厳しいということになってしまいかねません。
ただ、当局がまだ何も発表していない以上、現時点は推測するしかないのですが、可能性としては以下の三つです。あくまで可能性ですからご注意ください。
28歳から32歳までは、
  可能性A 1類試験でのみ採用する。つまり経験者2級職採用試験は無くなる。
  可能性B 1類試験も、経験者2級も受験することができる。。
  可能性C 1類試験か、経験者2級のどちらかを選択して受験する。
いずれにしても、3月までははっきりしません。
では、28歳以上32歳未満の方で、民間企業等で勤務4年以上になっている方は、どうすれば良いか?
これは、あなたが決めるしかありません。
どうしても特別区職員になりたいのであれば、1類の受験資格が拡がって受験できるようになるわけですから、このチャンスを生かして、チャレンジをするべきでしょう。
専門科目の勉強を直ちに始めるべきだと思います。
 科目は多いですし、各科目ともあらゆる分野からの出題ですから大変ですが、
特別区の出題は幸いにして、基礎的なことばかりです。
効率よく学ぶ方法はありますから、一度相談にきてください。
民間企業に勤めながら、限られた時間で何をどう勉強すれば良いかを考え抜いた
特別区100日講座があります。
あるいは
1類試験はちょっと厳しそうだけれど、経験者(2級職)採用試験があれば、受験しようという方
無くなるかもしれないわけですが、それでも、3月の発表を待つよりは勉強を始めるべきでしょう。
発表を待っていては、準備がどんどん遅くなってしまいます。
やはりどうしても受かりたいのであれば、計画立ててしっかりと進めるべきでしょう。
喜治塾では、特別区経験者採用試験に特化したコースを1月からスタートさせます。
もし、試験自体がなくなれば、講座料は全額返金するということでスタートをさせます。
勉強をすること自体は、もし特別区の経験者2級の採用試験がなくなっても
横浜市、川崎市、さいたま市などの自治体の経験者採用試験は受験できますし、民間企業でも生きる知識ばかりですから損にはなりません。
金銭的なリスクは全額、喜治塾が負担します。
つまり、1月生に申し込んで勉強をスタートしたが、3月に試験がないことが判明し、受講を継続しないのであれば、受講料はいただいた全額返金します。
ですから、安心してぜひ1月からスタートを切ってください。